D-STARレピータを使う交信、特にCQへの応答では、
RX→CS ボタンを押すクセを付ける
ことをおすすめします。
この説明は、使用するD-STAR無線機が、すでにJARLのD-STARサーバーに登録されていることを前提としています。
「D-STARレピータで声が聞こえたのでQSOしようとしたが、うまくいかない」という話を聞くことがあります。
その原因として多いのが、RX→CS ボタンを押さずに応答しているケースです。
自分が聞いている近くのレピータを「レピータA」、相手局Bさんが利用しているレピータを「レピータC」とします。
このとき、レピータAとレピータCをつないでいるのがD-STARサーバーです。
Bさんは、あなたが聞いているレピータAのIDを、自分の無線機の `TO` 項目に入力してCQを出します。
D-STARサーバーは、その `TO` 項目を受信し、レピータCからレピータAへ接続します。
そのため、Bさんの声があなたの無線機で聞こえます。
しかし、そのままあなたが応答しても、あなたの無線機の `TO` 項目にBさんのIDが入っていない場合があります。
この状態では、あなたが送信した情報がレピータAからレピータCへ流れず、交信が成り立たないことがあります。
`RX→CS` ボタンを押すと、受信した相手局の情報をもとに、あなたの無線機の `TO` 項目へ相手局のIDが自動的に設定されます。
これで、相手局に応答できる状態になります。
最近は、ID-31PLUS、ID-51PLUS2、ID-4100/D などを使い、ターミナルモードやアクセスポイントモードで運用する局も増えています。
相手局がJARLレピータ以外で待機している場合もあるため、D-STARで相手局を受信したら、まず `RX→CS` ボタンを押すクセを付けておくと安心です。
2018-06-10 掲載